こんにちは。
七夕も過ぎて、盛夏の日差しとなってきました。
西日本では、未曾有の大災害・大水害です。
今日までに判明した中でも100名を越す方々の尊い命が奪われました。
お悔やみ・お見舞い申し上げます。
ここ数日来ニュースで、西日本の各県に対して
「数十年に一度の降水量です。河川の氾濫や土砂崩れなど、厳重に警戒して下さい。命を守る行動をして下さい、、、。」
の言葉を何度も何度も聞きました。また画面では、
氾濫で水没した街。土石流に押し流され倒壊した家屋。降り続く雨、、、。
本当に言葉になりません。
甚大な被害の発生状況と共に、警察・消防・自衛隊の方々の救助活動の様子も報道されています。二次災害に気をつけて職務頑張って下さい。
ご自身が被災されているにもかかわらず、泥水に浸かりながら救助に携わった方々の勇気・行動に敬意を表します。
被災者の方々・被災地の復興に向けて、先づは近々に必要な支援と復旧作業から。
これから被災された方々が「今までの普通の日常」を取り戻すことは大変なことでしょう。それには膨大な労力と時間、そして金銭的・精神的な支援が必要です。
心に負った傷は一生癒えないかもしれません。
申し訳ありません。私は被災地に赴いてボランティアのお手伝いもできません。
私にできることは、ささやかな支援だけです。
タイの洞窟での少年たちの救助作業も人間と自然との戦いです。
また、時間との戦いも強いられています。
1日でも早く全員の救出を祈っています。
人間の個々の力は自然の力の前ではまるで無力です。
台風や豪雨、竜巻や地震・津波、、、、。
大災害をもたらす大自然の力に改めて脅威・畏怖を感じます。
我々人間個々の力は、大自然の力の前では無力に等しくても、
人間には叡智があります。
個々では弱々しい力を大きな力に変える様々な道具・技術があります。
それを統制する社会・組織力があります。
過去の尊い犠牲、苦しい経験を乗り越えてきた実績があります。
そして何より前を向く意志と勇気があります。
私が幼稚園だった頃、半世紀以上前です。
住んでいた豊田市の中心地からでも七夕の頃は「天の川」を見る事ができました。
梅雨時期はシトシト降る雨が鬱陶しくもありましたが、
長靴を履いて砂利道の「水たまり」で遊ぶ楽しみもありました。
50年が過ぎ、子供の頃夢のような話・道具だったことが現実になっています。
豊かで便利な世の中になりました。
でも、もう豊田市の市街地からでは「天の川」を見る事はできません。
文明による明るさを得た代わりに星の明かりを失いました。
近年の異常気象。日本だけでなく世界的な規模です。
地球の歴史のサイクルからみればごく短期間の瑣末な事象かもしれません。
でも、今この時代に、私たちはこの地球に住んでいます。
地球、大切にしたいですね。
改めて、被災者の方々・被災地にお見舞い申し上げます。
童心に帰って、梅雨と涙に濡れた笹の葉に
「前を向いて!」
と、書こうと思います。
あなたの街の夜空に「天の川」が見えますか?
被災地からは見えないかも入れませんが「天の川」は天に輝いています。