こんにちは!
ここしばらく、暑さに茹ってブログもご無沙汰していました。
さて、今日から9月です。
で、いきなりなんですが「今日は何の日?」
9月1日は「防災の日」なんです。テレビのニュースでもやってましたね。
はい、どうして今日=9月1日が「防災の日」になったかというと、、、。
1923年(大正12年)9月1日に関東大震災が発生したのです。
明治維新後の近代日本の発展の中心となってきた東京を襲った大震災。
首都圏に壊滅的な被害をもたらし、
日本全土ににも甚大な影響を及ぼしたた忘れがたい日なのです。
また、9月1日は節気の上でも「二百十日」に当たることもあり「防災に日」になりました。
私にとって、関東大震災は歴史で学んだ出来事でした。
しかし、
1995年(平成7年)1月17日 阪神・淡路大震災
2011年(平成24年)3月11日 東日本大震災
これは、私が経験した大災害です。
地域柄、もちろん私は直接の被害を受けたわけではありません。
寒い冬の早朝、震源地からかなり離れている豊田市でも、
「飛び起きるほどの揺れ」を感じました。
テレビ画面に映し出された倒壊した高速道路、、街のあちこちから上がる黒煙、、。
こんな事が本当に起こったのか!?
それが私の阪神・淡路大震災でした。
午後の診療を始めた時に「あれっ? 目眩? 揺れてる、、!?」
そんなゆっくりとした揺れを感じました。
「いまの地震?」「、、、、?」「揺れましたよね?」
医局のテレビをつけてみると、、、
東北沿岸を襲う大津波、、、、、。
海岸線を防波堤を乗り越え、住宅を車を人を飲み込んでいく大津波。
いま実際に起きている災害が、リアルタイムで放映されています。
ただただテレビの前で「早く逃げろ!」と叫んでいました。
その後の福島原子力発電所の爆発事故。
そしてテレビに映される廃墟と瓦礫と化した街。
それが私の東日本大震災でした。
そして、今年も各地で異常気象・ゲリラ豪雨などによる大災害が発生しました。
幸いにして、私の住む地域(豊田市)は大きな災害に見舞われていません。
過去には伊勢湾台風(1959年)が記録にありますが、私の生まれる前の出来事です。
昭和47年集中豪雨による災害が私の記憶にある、私自身が経験した災害です。
小学校への通学路が冠水=名鉄三河線の豊田市ー梅坪間で線路・踏切が冠水=でした。
豊田市が発行している「ハザードマップ」を見てみると、
大雨などで「矢作川が氾濫」した場合、私の居住区は最大5mの浸水が予測されます。
柴田歯科医院はというと、
1Fの診療室は水没、2Fの住居部分も浸水、3Fに避難、、、、です。
水害ハンドブックによれば、避難指定は高台にある母校の崇化館中学校です。
こういった「ハザードマップ」・「災害時ハンドブック」などは、
実際に起きた、関東大震災・伊勢湾台風、阪神淡路大震災・東日本大震災など、
これらの大災害を経験し、苦難と悲しみをのりこえ、復興に努力してきた方々の貴重な体験・意見が盛り込まれています。
耐震性・免震性を備えた建物や道路
コンピュータ・シミュレーション等で科学的に解析される被害予測
それに伴う総合的な防災計画・訓練
私の診療室には、行政より歯科医師会に貸与された「防災無線」が設置されています。
定期点検も行わています。
必要な機器なのですが、必要にならない事を祈ります。
いま、近在の「豊田市郷土資料館」で、過去の災害展が開催されています。
改めてじっくり見に行たいと思います。
「災害は忘れたころにやって来る!」